人材育成サポート
(継栄基盤づくり研修)
SUPPORT
企業使命感づくり研修
何のために我が社はあるのか、何のためにこの仕事をするのか、という経営の根幹にかかわる企業理念・企業使命感というものは、トップから新入社員までできるだけ一致した価値観であるほうが望ましいというのは言うまでもありません。価値観を統一し、同志経営推進のお手伝いをさせていただきます。
1.企業理念・
企業使命感とは
企業理念・企業使命感というと、社長室の額縁に飾ってある「誠意」「和」といったものを連想されるかもしれません。しかしこうした言葉は分かりやすい反面、人それぞれ解釈が異なってしまうため、具体的な行動面ではかえってバラバラになってしまうことがあります。
企業理念・企業使命感というものは、会社は社会でどのような役割を果たしているか、また、なぜ働くのかという明確な意義が分かるようになっていなければいけません。また、それが日常活動・業務のなかに組み込まれていなければなりません。セールスに例えるならば、なぜ自分の会社の製品を売らなければならないのかという明確な理念・セールスマンシップのことです。これがなければ、数字というノルマに追いかけられ、ただ「売るために売る」という無味乾燥な仕事になってしまいます。
しかし、それが世の中に役立つからであり、お客様に喜びを提供するためであるということであれば、しかも、それが社員にきちんと浸透しているのであれば、おのずと責任感と誇りもわいてきます。このようになってこそ、企業理念・企業使命感があるといえるのです。
2.使命感づくり研修の
実施
企業使命感をつくるには、使命感討議の場が必要になります。これは使命感そのものをつくる目的とともに、つくり上げていくプロセスがきわめて重要となるからです。一緒につくり上げていく過程で使命感は共有されていきます。
社外に依頼した企業理念や社是・社訓は、なかなか浸透せず、業績向上に結びつきません。社長が一人で作ったものの同様です。それなりにお金をかけ、エネルギーを使ったにもかかわらず、現場への落とし込みができないからです。
討議は社長をはじめとして、役員・幹部・社員代表が一同に会し、1泊2日(宿泊が困難な場合は4~5時間を3回程度)をかけて実施します。
- 我が社の創業の精神は
- 我が社の商品の原点は何か
- 我が社にとってお客様はだれか。
お客様の真の要望は何か
これらを踏まえて使命感を練り上げ、成文化します。
次に、企業使命感を達成するための行動の原点を以下の5つの要素に沿って具体化していきます。
-
ビジョン我が社の行くべき方向・
夢は何か -
顧客お客様に対する姿勢は
どうあるべきか -
商品お客様にどのような商品を
提供していくのか -
管理我が社の管理の基本的な
あり方は何か -
チームワークチームとしての最大価値は
何か
使命感と行動の原点は、あわせて朝礼や会議の場でいっせいに唱和しますから、簡潔で言いやすい表現でまとめます。
基本動作研修
マネジメントスタッフの「基本動作研修」では各社毎グループ討議を中心とし、「わが社固有の基本動作」の現状、改善策を検討し、即実践を旨とした研修会となっております。
1.基本動作とは
マネジメントスタッフが考える基本動作とは、「決めたことを決めた通りにやる・やらせる・やれる」基本的強さを身につけることです。
1.種類
- ①業務上基本動作・・・業種・業態・規模に無関係で
必要なもの - ②業種・業界固有の基本動作・・・業界固有に必要なもの
- ③会社・部門としての基本動作・・・それぞれの会社・部門に必要なもの
2.内容
- ①基本姿勢
- ②身だしなみ
- ③発声
- ④挨拶
- ⑤電話
- ⑥朝終礼
- ⑦指示命令
- ⑧報告連絡
- ⑨クレーム対策
- ⑩会議
- ⑪整理整頓
- ⑫接遇
2.目的と成果
この研修会では各社・部門固有の基本動作を見直し、あるべき姿と具体策を検討します。基本動作の目的を一言集約すると「企業体質強化、業績向上の最大具体策=必須条件」です。
つまり組織人としてやらなければならない行動が基本動作であり、基本動作の訓練次第で、「体質強化」「業績向上」が左右されます。上記の基本動作は人間的魅力を創り、すなわち社員の魅力は企業の魅力としてお客様に評価を受けます。
また「報連相」や「会議・朝礼」などの基本動作は直接企業の業績(売上、経費、利益)を左右するものです。
タイムスケジュール
午前 | オリエンテーション | |
---|---|---|
発表 | 自社及び自己紹介 | |
講義 | 基本動作概論 | |
午後 | 全員 | 基本動作訓練 |
各社毎討論 | わが社の基本動作 | |
発表 | わが社の基本動作 |
内容およびスケジュール(内容の詳細については別途ご連絡)
研修会の雰囲気
・経営は継栄であり、
企業は環境適応業である。
基本動作研修会を開催するにあたり、オリエンテーションにてマネジメントスタッフグループの主張である「経営は継栄であり、企業は環境適応業である」について語る弊社代表尾崎。基本のさらに基礎をなすマネジメントスタッフグループの主張です。
・発声訓練
基本動作研修会を開催するにあたり、オリエンテーションにてマネジメントスタッフグループの主張である「経営は継栄であり、企業は環境適応業である」について語る弊社代表尾崎。基本のさらに基礎をなすマネジメントスタッフグループの主張です。
基本動作は環境の変化にともない、企業・組織からのニーズは切実なものとなっています。近年の新入社員は「ゆとり世代」とよばれ、個性を尊重されて学生時代を過ごしてきました。一般常識やマナーのような人を見て覚えるといった自発的な行動が苦手のようです。一方、新入社員自身も「常識知らず」なのではと不安に思っています。
弊社としても彼らのニーズを満たす研修をしたいと思っております。